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  • 2020/08/31 12:54

    何年か前から環境問題に関する言葉は色々ありますが、ここ数年前からサステナブルという言葉がどの業界でも話題になっております。

    最近ではレジ袋の有料化が始まりました。

    ほんの少しだけ調べましたが、こちらはプラスチックの海洋ゴミ問題が環境に大きな被害を与えているために、レジ袋を有料化することによってプラスチック製品の必要性を考える機会を提供し、レジ袋などのプラスチック製品の過剰な使用を抑制するために始められた施策みたいですね。(間違っていたらすみません)

    お気に入りのエコバッグを見つけてレジ袋の代わりにそれを使って毎日買い物したら、今よりも買い物が楽しくなるかもしれませんね。

     

    レジ袋やエコバッグなどとは違いますが、今回はキーケースのご紹介をしたいと思います。

     

    ・レザーパッチワークキーケース

     

     

    こちらの商品は、同色のレザーをクロスステッチでパッチワークした4連キーケースです。

    バックがこちら。

     

    この商品を作ろうと思ったきっかけは、製品を作っていると、中途半端に余ってしまう端材が出てしまい、もったいないな、何かこれで新しい製品を作れないかなと思い、数年前から、「紡ぎ接ぎシリーズ」と命名して端材でパッチワークコースターなどを作っていましたが、別なものが作りたいと思ったことと、ちょうど良いタイミングでキーリングが余っていたことがきっかけです。

    わざわざ1枚の革を分割してパッチワークするのではなく、余っている同色の端材を使うことによって同じ色だけど、若干色の濃淡の差があったり、革に最初からついていたシワや傷があったりと、1枚の革では作れない魅力があります。

     

     

    キーリングには、スイス製のamiet社の4連キーリングを使用し、こちらは最高級キーホルダーとして有名で、特徴的な形をしたフックは鍵の着脱がしやすく、一つだけ大きなフックがあるのも魅力的です。

    また、ホックには日本製のTHK design社のギボシタイプを使用し、高品質な上、留めたときにパチンと高い耳障りの良い音が鳴るので、何度も開け閉めしたくなります。

    革ごとに色の濃淡が異なりますので、経年変化で色が変わっていく際も異なる色の変化を楽しめるのではないかなと思います。

     

    自分の中で、環境問題は愛着を持って何十年も長く使える物に出会うことでほんの少しは解決するのではないかなと思います。

     

    このブログを書く際に、マータイさんの「MOTTAINAI」を思い出して、MOTTAINAI GREEN PROJECTのHPを少し拝見しました。

    そこでマータイさんの最後のメッセージから気づきを得たので下に張り付けておきます。

    マータイさんが日本で「感謝」について惹きつけられたように、自分が当たり前だと思っていたことについて、意識してこなかったことについて、今後気にしていこうと思いました。

    そして今後も素材のロスを削減して、できる限り有効活用していこうと思います。

     

    ~紡ぎ接ぎシリーズ~とは

    「紡ぐ」と「継ぎ接ぎ」をかけ合わせた造語で、「異なる革と革をつなぎ合わせて、新たな魅力を引き出した商品をつくる。」ことをコンセプトに、少しの革を無駄にすることなく、一つの革では表現できない魅力を引き出すことを目指しています。

     

    bra(u)nchは、ハンドクラフトならではの温かみのある商品を中心に、情報や流行など目まぐるしく変わる社会の中でも、流行に左右されない、ずっと大切にしていきたい商品を提供します。