サイズ:16.5cm×29.5cm

仕様
レザー：サドルレザー
裏地：ピッグレザー
糸：麻糸

栞付きの文庫版サイズのブックカバーです。
300～750ページくらいまでの小説は余裕で入ります。
僕の中の「本と言えば？」をこの商品に落とし込みました。
ポイントは2つあります。
【裏表紙のバーコード】と【スリップ（又は、売上カード）】です。
まず【裏表紙のバーコード】について、
表紙のタイトルなどのデザインは書籍によって変わります。
でも裏表紙のバーコードの位置は雑誌などを除いて、書店で販売されている書籍であれば小説でもコミックでも学術書でも大体同じような場所に2つ並んでいます。

これは書籍JANコードと言って流通する書籍には記載する必要があるみたいです。

今回ブックカバーを作るにあたってこの要素は自分の中で外せなくて、そのために新しく刻印を製作しました。

次に【スリップ（又は、売上カード）】とは、本を買うとページの間に入っている短冊状のやつです。
最近あまり目にすることも無くなりましたが、ネットで本を買うとたまに入っているので嬉しくなります。

スリップについて調べてみると、「売上管理」と「在庫補充」のために書店で使うものだったことがわかりました。
今まで何も考えずに栞として使っていましたが、ちゃんと役割があったんですね。
最近はPOSによる受発注管理の普及で必要性が低下しているため、スリップを廃止する出版社も増えているみたいです。

スリップは本来の用途は違えど、僕の中では本とセットで入っているもので栞として利用していたので、今回のブックカバーを作る上で外せない要素でした。

※革表面には動物が生きてきた証である傷やシミ（ナチュラルマーク）が付いている場合がございます。
※水分が染み込みやすい素材です。
※ツールボックスは付属しません。